30代サラリーマンがお金持ちになるための方法
「お金持ち」
誰もが1度は憧れる。
キラキラした生活、欲しいものが買える自由。
しかし、お給料をもらって生活する普通のサラリーマンでは到達不可の領域。
特に30代サラリーマンは諦めるしかないのか?
どうすれば良いか考えていたところ、とても有益な本に出会ったので情報をシェアしたいと思う。
この本は1950年に出版されており、筆者は当時85歳。
19世紀の明治時代を生きた人である。
そのため文体が古く読みづらくはあるのだが、書いてあることが具体的かつ論理的で、とても腑に落ちる内容なのだ。
筆者は25歳から大学の教授として定年まで続けているが、作った資産は百億円になる。
その方法を具体的に教えてくれているので一読の価値はあると思う。
ただ、読むのが面倒という人のために、この記事でエッセンスをまとめておく。
本多式お金持ちになるための方法
本書の中では、重要なことを2つ説明している。
まずは、まとまった元手を作って投資を行うこと。
元手を作る方法として挙げているのは、
・給与の25%を強制的に貯金する
・ボーナスは全て貯金する
この2つだけである。
しかし、これが簡単ではないことは容易に想像できるだろう。
これをやれば確かに5年で1000万円くらい貯金できそうな気がしてくる。
それを手堅い投資に当てて、金利で稼いでいくという方法を取るのだ。
1000万円を年3%で運用できれば30万円がプラスになり、1ヶ月分の収入に匹敵する。2000万円なら2ヶ月分になる。
株は20%の利益が出たら売却するとのこと。
思いがけず倍額になった時には半分売って残りを保持する。
そして、少々不思議だったのが損切りをせずに持ち続けること。
優良かつ有望な企業に投資するから株価は元に戻るとのこと。
そして、この姉妹作の本には株以外にも時流に合わせていくつかの金融資産に分散して投資せよと語っている。
とにかく、起業したり有名なYouTuberにならずとも、サラリーマンで財を成せることを実証した人が書いた本なので説得力がある。
僕もすぐに実行していこうと思う。
ちなみに、お金持ちになる人は一度決めたことを継続する力が強いとのこと。
決めたことを習慣化して継続できないと金持ちになれないらしい。
もう1つ大事な方法を説いており、それが副業だ。
筆者はライター業を副業で行なっており、毎日相当な文字数を書いて生活していた。
現代ではサラリーマンが本業でブログが副業という感じだろうか。
その副業が後年の生活にも役に立っており、終身雇用の崩壊に備える生き方として非常に参考になる部分がある。
この本を読んでみて、人の悩みはすでに過去の人が経験しているものの繰り返しだと実感するので、もっと本を読む必要があると思った。
本多式幸せになる方法
人生の最大幸福は職業の道楽化(芸術化・趣味化・娯楽化・遊戯化・スポーツ化・享楽化等)にある。 職業を道楽化する方法は、ただひとつ、勉強に存する。努力また努力のほかなし。
このように書かれており、更に「お金はその後に付いてくる粕のようなもの」と語っている。「仕事が好きな人」は人生最大の幸福を得ていると等しく、「好きなことで生きていく」は幸せについて的を射ているので人々を魅了するのだろう。最大の幸福を得るために、僕も副業で自分が楽しいと思う発信を続けていこうと思う。
まとめ
・給与の25%とボーナスを強制的に貯金する
・元手ができたら手堅く投資を行い増やす
・副業を継続すること
・職業の道楽化は人生最大の幸福であり、お金はその後に付いてくる粕である